前編に引き続き、ブランズタワー橋本の間取りを建築学生が建築的視点を含めて解説していきます。
後編では間取りの注意点を解説していきます。前編はこちらからです。

注意点は青字で示しています。
注意が必要な点
①廊下の狭さ
ブランズタワー橋本の間取りにおける廊下は廊下というより玄関を一段上がった小上がりです。とても狭く、また、トイレや収納のドアも干渉してくるので実際はもっと狭く感じる恐れがあります。玄関が狭く見えるので広い玄関を求めている方には不向きです。
②スペースを取る謎のH型鋼
玄関付近に謎のH型鋼があり、玄関のスペースを圧迫しています。このH型鋼はおそらく制震ダンパーの一部と思われますが、構造体によってスペースが損なわれているといっていいでしょう。
③中途半端なドアの位置
廊下とダイニングを仕切るドアの位置が中途半端です。ダイニングとトイレ玄関を仕切って、空間を分けるのが狙いだと思いますが、水回りの分断をしていますし、洗面所はリビングに接しているので湿気対策に不利です。夏場がジメジメしやすいです。また、ドアを開けてすぐがキッチンというのも、生活感が丸見えになってしまい、個人で対策が必要です。
④ダイニング経由の動線
各居室を行き来するに必ずダイニング・リビングを通ります。賑わいや目の届きやすさには有利ですが、廊下を隔てないので個人のプライバシーや音環境には不便です。仕事部屋や子供部屋にする際に部屋にいる人もリビングにいる人も気遣いが必要になり窮屈です。また、家具の配置も動線を考慮せねばならず、意外と狭く感じることでしょう。
今回はブランズタワー橋本の間取りを解説しました。特にダイニング・リビングを経由しないと各居室に行けない造りはとても不便だと思います。内見時はぜひその点にも注意してください。


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