建築学生の宅建勉強法

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【建築学生でも宅建に合格できた!勉強法と戦略】

こんにちは、平凡な建築学生です。
僕は現在、建築系の大学に通っている学生ですが、去年「宅地建物取引士(宅建)」に合格しました。
正直、最初は「不動産とかやったことないし、建築とどう関係あるの?」と思っていました。
でも実際に勉強してみると、建築との共通点も意外に多く、今は「取っておいて本当によかった」と感じています。

この記事では、不動産未経験の建築学生がどうやって宅建に合格したのか、
具体的な勉強法や戦略をゆるく話していきます。

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プロフィール

建築学科の大学生
「学生証だけじゃつまらない、人と違う身分証明書が欲しい」
そんな理由で宅建を取りました。
建築と不動産、法律や土地のことを知る中で、モノの見え方が少し変わった気がします。
このブログでは、建築学生として宅建を学んだ経験や考えたことを、ゆるく発信していきます。

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◆ なぜ建築学生が宅建を目指したのか

僕が宅建を目指した理由は、人と違う身分証明書が欲しかったからです。実にくだらない理由ですよね。本当に軽い気持ちで勉強を始めたんです。

あともう一つまじめな理由が、「建築と不動産の間をつなぐ視点を持ちたい」という気持ち。
実は僕、建物自体にあまり興味がなくて…都市計画とかの土地に関することに興味があったんです。
建築の知識と不動産の知識のどっちも持ってる人って貴重なのではと思い、挑戦を決めました。


◆ 勉強開始前に感じたギャップ

最初に参考書を開いたときの感想は、「え、税金とかもやるの?」でした(笑)。
構造力学や建築計画ばかりやっていた僕にとって、法律用語の世界は未知。
印紙税とかちんぷんかんぷんでした。

でも勉強していくうちに、これが意外と建築にも通じることが多い。
たとえば、「建築基準法」は宅建でも出ますし、用途地域とか、敷地に関する制限は建築学生なら理解しやすい部分。
だから完全に不利ってわけではなくて、「苦手分野(税金)」と「得意分野(民法)」がはっきり分かれる感じです。


◆ 勉強法:時間がない学生でも続けられるやり方

僕が使った教材は、

  • YouTubeの動画
  • 市販のテキスト2冊(薄いやつと一般的なやつ)
  • スマホアプリ


最初は「独学でいけるのか?」と不安でしたが、宅建は範囲が広くても深さはそこまでない。
基礎を固めて、過去問で“出る形”を体に染み込ませるのが最短ルートでした。

1日の勉強時間は平均して1~2時間。
別に集中してやっていたわけでもなく、量をこなしていたわけでもありません。SNSも普通に開いていました。ただ5月ぐらいから参考書を読むことだけはしていたので、触れていた期間は長かったかもしれません。

でも本気で勉強を始めたのは、8月末ぐらい。過去問を見て本気で焦ったのがきっかけです。参考書を眺めていても、一問一答を解いていても、知識が全然頭に入っていなかったんです。

そこで意識したことは多角的に最低限の知識を取り入れるということです。

なるべく薄い参考書で必要な情報を視覚的に取り入れ、YouTubeを見て耳から情報を整理しました。街で工事現場や不動産屋を見つけたらその標識を注視して、知識を実感してみること。これらは本当に効果がありました。


◆ 苦手科目との向き合い方

宅建の中で一番苦労したのは「建築基準法」です。
これは正直、覚えることが多くて時間がかかります。建築学生だから有利ということなんてありません。そもそも一年生なので建築のことなんてほとんどわかりません。
でも僕がやってよかったのは、「自分で講義をする」こと。
ノートや参考書をチラ見しつつでいいので誰かに教えるつもりで声に出してみるんです。すると覚えたところ、覚えていないところがはっきりわかって効率的に進められます。

また、「全部理解しようとしない」ことも大事。
宅建試験は40問中35点前後で合格なので、全範囲を完璧にする必要はありません。
「ここは絶対落とさない」と決めた部分を中心に回す方が効率的です。


◆ 試験直前期の戦略

試験三週間前からは、過去問を中心に解きました。僕の場合もしは一切受けませんでした。(模試があることすら知らなかった)
間違えた問題をノートにまとめて、「なんで間違えたか」を分析。
「ケアレスミス」「条文の理解不足」「引っかけ」など、理由を1行で書いておくと頭に残ります。

あと、点数が取れなくても落ち込まないこと。
重要なのは「解けなかった問題を放置しない」こと。
それを毎日少しずつ潰すと、本番で自信がつきます。


◆ 宅建を取ってよかったこと

合格して一番感じたのは、「街を歩くのが楽しくなった」こと。
たとえば工事現場を見るときに標識を見つけると「勉強したところだ」とうれしくなります。そこに建築の知識も加わると更地から完成までのすべての工程が理解でき、都市がどのようにできるのかをより深く理解できます。

建築学生なら設計課題の参考になります。
直接の知識(建築基準法など)が設計条件の理解に生かされることもありますがもっと大きいのが「使う人を意識する」ということです。

建築学生は建物にばかり注目が行ってしまいがちです。奇抜な見た目だったり、自己陶酔しているようなコンセプトだったり…

しかし宅建を学んだおかげで実際に買う人のことを強く思うようになります。それは宅建で土地に建物を建てるまでの過程を知っているからこそだと思います。


◆ まとめ:迷ってるなら、まず挑戦してみよう

不動産未経験でも、建築学生なら宅建は全然狙えます。
むしろ、建築の知識で頭でっかちにまりやすい建築学生こそとったほうがいい。

宅建の勉強は、「法律」だけじゃなく「社会の仕組み」を知る勉強でもあります。
建築を学ぶ人にとって、それは将来きっと役立つ視点になるはず。

僕も最初は不安でしたが、今は胸を張って言えます。
「宅建は、建築学生にこそおすすめの資格」です。

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