◆ ① 東京国際フォーラム(1996 / ラファエル・ヴィニオリ)
ガラスの大船体が迎えてくれる都市のランドマーク

公式 | 東京国際フォーラム | Tokyo International Forum
東京駅からすぐの巨大公共建築。
特徴は何といっても船のようなガラスカーテンウォールと、
巨大なトラス構造がつくる大空間。
建築的ポイント
- ガラスと鉄骨の透明感×力強さのコントラスト
- 4層吹き抜けの自然光の入り方
- 都会の中庭としての魅力(ガレリアの柔らかい陰影)
◆ ② 21_21 DESIGN SIGHT(2007 / 安藤忠雄)
“地中に沈む”デザインミュージアム

三角形の屋根が地面へスッと沈み込むシグネチャーデザイン。
RC打ち放し × 地下空間 × 光の取り入れ方が見どころ。
建築的ポイント
- RC壁の精度とエッジのシャープさ
- 地下展示空間の“密度のある静けさ”
- 外部アプローチの光と影の切り替えの美しさ
◆ ③ 国立新美術館(2007 / 黒川紀章)
日本最大級の展示空間を持つ“曲線の大建築”

国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
外観の波状ガラスカーテンウォールが圧倒的スケール感。
内部の「泡のようなカフェ空間」も見どころ。
建築的ポイント
- 曲面ガラスの反射による柔らかいファサード
- 展示空間のフレキシビリティ
- 大きな円錐形ボリュームの軽やかさ
◆ ④ 国立代々木競技場(1964 / 丹下健三)
吊り屋根構造の決定版、日本モダニズムの金字塔

第一体育館 | 施設案内 | 代々木競技場 | JAPAN SPORT COUNCIL
世界的に有名な吊り構造。
外周を歩くだけでも“構造が空間をつくる”という建築の本質を体感できる場所。
建築的ポイント
- ケーブル構造による可変曲面
- 外部動線と建物の関係性
- オリンピックレガシーとしての価値
◆ 夜は渋谷・原宿周辺に宿泊(建築夜景散歩もおすすめ)
周辺には
- MIYASHITA PARK
- 渋谷ストリーム
- SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE
など、現代建築の宝庫。
「日中=大規模建築」「夜=コンテンポラリー建築」とメリハリのある1日。
DAY 2 ― 藤沢・鎌倉で“自然×建築”の美学を味わう
◆ ⑤ 江の島・シーキャンドル(2003 / 亀井忠夫)
海×塔のランドマーク、開放的な構造体が魅力

江の島シーキャンドル(展望灯台) | 観光スポット-江の島 | 藤沢市観光公式ホームページ
軽やかなトラスと螺旋状のスロープが特徴的。
海風を受けながら建築の「抜け」を体験できる希少な存在。
建築的ポイント
- 風景に溶け込む構造フレーム
- “囲われない建築”の心地よさ
- 展望空間の回遊性の高さ
◆ ⑥ 鎌倉文学館(1936 / 旧前田侯爵家別邸)
洋館建築と海景の美しさを同時に味わえる

歴史的建築の重厚さと、鎌倉らしい静けさが共存。
昭和初期のデザインや素材感を味わえる貴重な建築。
建築的ポイント
- 屋根材・窓枠・階段など細部意匠の密度
- 中庭からの建物の見え方
- “歴史的建築を文化施設として再生”した好例
◆ ⑦ 光明寺(1934 再建 / 本堂は約3,200㎡)
木造の大空間と海辺の静けさが融合した寺院建築

浄土宗大本山光明寺
ようこそ浄土宗大本山光明寺へ 行事カレンダー
日本最大級規模の木造本堂。
梁組・天井のリズム・開口部の連続性など、建築学生に刺さる要素満載。
建築的ポイント
- 木造架構の美
- 海風と光が入る開放的な境内配置
- 静寂と巨大スケールのギャップの魅力
◆ コースまとめ(1泊2日の全行程)
▼ DAY 1(東京)
- 東京国際フォーラム
- 21_21 DESIGN SIGHT
- 国立新美術館
- 国立代々木競技場
→ 渋谷・原宿で宿泊(夜の建築散歩)
▼ DAY 2(鎌倉・湘南)
- 江の島シーキャンドル
- 鎌倉文学館
- 光明寺
→ 鎌倉駅で解散
◆ なぜこのコースなのか(建築目線の構成意図)
- DAY1:構造美 × 都市 × 現代建築
→ ガラス・鉄骨・曲面・巨大構造と、都市建築の“名作”を一気に回収 - DAY2:自然 × 歴史 × 木造 × ランドスケープ
→ 東京では得られない“自然との調和”を体感できる建築が中心
建築の要素(都市/自然、RC/鉄骨/木造、現代/歴史)をバランスよく網羅できる
=建築学生にとって最高のインプットになる構成になっています。


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