導入
岡山駅前は、中国地方でも有数の“都会”だ。
駅ビル、商業施設、路面電車、再開発の進行。
しかし歩いてみると、妙にストレスが溜まる。
「なぜこんなに歩きづらい?」
建築学生として、理由を整理した。
① 目的地が“飛び地”のように存在している
岡山駅前は“点”で魅力が存在し、
それが“線”でつながっていない。
例:
- イコットニコット
- イオンモール
- 県庁通り
- 岡山駅ビル
一つ一つは強いのに、
それらを結ぶ歩行ルートが弱い。
② 歩道の幅と人の流れが噛み合っていない
岡山は駅前の密度が高い割に、
歩道が狭く、横断歩道の配置も複雑。
結果、
歩行が“細切れ”になる都市構造になっている。
③ 「車・路面電車・歩行者」の混在が整理されていない
岡山の強みである路面電車は、
運行上のメリットは大きいが、
徒歩者動線と衝突しやすい。
まとめ
岡山駅前は魅力が詰まっているのに、
“都市としてのまとまり”が弱い街になっている。
改善すれば日本屈指の歩きやすい街になりうる。

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