昨日の降雪で貯水率はどう変わったのかを徹底検証【2026年】
はじめに|「雪が降った=水不足解消」は本当か
全国的に雪が降り、
「これでダムも回復するのでは?」
と思った人も多いはずです。
しかし、結論から言うと「まだほとんど変わっていません」。
この記事では、先日紹介した (https://takuken-archi.com/?p=538)
- 危険水域にあるダム
について、雪が降った“今日時点”で貯水率がどう変わったのかを、
ダムに詳しくない人でも分かるように解説します。
今日の降雪で貯水率はどう変わったのか【結論】
- ❄️ 雪はすぐにダムを回復させない
- ⏳ 貯水率に反映されるのは「雪解け後」
- 📉 危険なダムは依然として危険なまま
では、具体的に見ていきます。
愛知・東三河|宇連ダム



4
最新の貯水率
- 約6%前後
- 先日(約5%)から わずかに上昇、ほぼ横ばい
何が言える?
今回の降雪では、
👉 状況はほぼ改善していません。
理由はシンプルで、
- 雪はまだ「山に積もっているだけ」
- 川に流れ込んでいない
豊川用水を支える水源としては、依然として非常に危険な水準です。
四国|早明浦ダム



4
最新の貯水率
- 約50%前後
- 数日前の50%台半ばから 微減〜小幅変動
ポイント
「50%もあるなら大丈夫では?」と思いがちですが、
👉 すでに取水制限が始まっているのが重要。
- 雪は降ったが、貯水率を押し上げるほどの流入はまだ
- 四国は毎年“春先の水不足”が本番
安心できる水準ではありません。
高知|大渡ダム



4
最新状況
- 貯水率0%状態が継続
- 雪による明確な回復は確認されず
ここが重要
「0%」とは
👉 “使える水(利水容量)が尽きた”状態
つまり
- 水道運用が極端に厳しい
- 水質管理も難しい
雪が降っても、状況はすぐには変わりません。
なぜ「雪が降っても」貯水率は上がらないのか
多くの人の誤解
❌ 雪=すぐダムに水が入る
⭕ 雪解け水が川に流れて初めて貯水率が上がる
時間差の仕組み
- 雪が積もる
- 気温が上がる
- 雪が解ける
- 川に流入
- ダムに到達
👉 数日〜数週間のタイムラグがある
今はまだ②にすら入っていない地域が多く、
「今日は降ったけど、ダムは変わらない」のが現実です。
建築・都市の視点で見る「今の危うさ」
貯水率が低いと、都市で何が起きる?
- 🚰 給水圧低下(高層住宅ほど不利)
- 🏢 オフィス・商業施設の設備制限
- 🏥 病院・介護施設の運用リスク
- 🏗 建設現場での工程遅延
👉 渇水は「生活の不便」ではなく
都市機能の静かな退化です。
まとめ|雪は希望だが、まだ安心できない
- 今日の降雪で 貯水率はほとんど改善していない
- 危険なダムは 依然として危険
- 本当の分かれ目は「雪解け+春の雨」
「雪が降った=解決」ではない
これが、今の日本の水事情です。


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